かみ合わせと健康4
顎関節症の症状は色々あり、顎関節やその周辺に症状が出る場合と、顎関節以外の全身に出る場合があります。
この治療の際に使用されるスプリントはマウスピースのことで種類はさまざまです。
マウスピース型は、噛合わせの変化はなく、3か月以上は歯に矯正の力が働き、噛合わせが下がり逆効果になることもあります。
その中でミニスプリントと言って、片方の犬歯の後ろの歯にはめ込むスプリントは効果があり、顎が片側に大きくずれている場合とか、寝ている時に片方でかみしめて肩や首が痛いという場合には効果的です。
この方法は、かみ合わせと身体が変化するため効果が大きく、かみ合わせの影響を一時停止し、首のまわり、肩の筋肉を寝ている間に休んだ状態にし、朝起きた時に症状が変わります。
朝起きた時に首や肩が痛い人は、ミニスプリントが効果がある可能性があるので、かかりつけ医に相談するのが良いでしょう。