口腔粘膜と関節軟部組織過緊張連鎖
最近明らかになった研究によると、口内の筋紡錘(感覚を受けるセンサーとしての役割を持つ)が刺激されることで、人体の一方の側面にある筋肉や関節に緊張が生じ、様々な症状や関連痛が現れることが示されています。
歯の先端や形状を調整することにより、これまで原因不明とされていた筋肉痛や緊張が解消されることがあります。
これは「関節軟部組織過緊張連鎖」と呼ばれています。関節神経学の分野では、体の歪みは無意識の反射によるものとされています。
全身が連動しているため、歯の形状が脳に影響を与え、体の不調を引き起こすとされています。
このような症状は海外で注目されており、口内の問題が原因であるとされるケースが多いにも関わらず、日本ではまだ広く認識されていないのが現状です。
現代科学では、体の健康を正確に評価する機器は存在しないため、治療は症状を和らげることに焦点を当てています。
しかし、痛みの根本原因は口内に存在する可能性があります。
「認知症と義歯 症例7・8」というYouTube動画が、このテーマに関して有益な情報を提供しているので、ぜひ参考にしてください。
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脇谷歯科医院
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